2019年 / キャンバスにポスターカラー / 470㎜×360㎜
生まれてから涅槃に至るまでの仏陀の生涯を描いたこの作品。絵師としては7度目のネパールでの制作となる。
今回は渡航前より仏陀を描くことに決めていた。複雑な構図かつ緻密さが求められる、難易度の高い課題。12日間というタイムリミットに追われながらの制作は、自分以外の「超越的ななにか」の力を借りるような感覚で着地を迎え、己の仏性を問い直す滞在に。これまでのネパールで制作した仏画でもかなりの傑作。帰国後すぐに嫁ぎ先が決まりました。