パソコン一切使えない。興味のないことには徹底的に無頓着で無関心。偏食甚だしい。ひとつの土地にじっとしてない。目を離せば勝手なことを始める。決まってから報告する。寝癖、服装気にしない。すべて、何とかなると思っている。自分の作品で人々を救いたいという、スケールの大きな野望を持っている。
こんな絵描きが突然、「わたしをプロデュースしてくれませんか」と歩み寄ってきたらどうしますか? わたしなら、きびだんごひとつで鬼退治に勧誘されるのと同じぐらいのリスクがあるように思います。だから彼が、首を縦に振ってくれたのは奇跡としか言いようがない。もしかしたら、今もその奇跡が続いているだけなのかも。
川嶋克プロデューサー、通称川P。
彼を見つけたのは昨夏。友人のウェブサイト『Flops&Lines』 に寄稿された彼のエッセイを読んで、「ええ、年下?25才?!なにこの人、面白い!」と感動。勢い余って「エッセイ面白かったです、ファンです」とメールをしたのがファーストコンタクト。それから福岡へ赴き、「一緒に仕事をしませんか」と申し込んだのでした。しかも今思えば、岡山駅で買ったきびだんごをお土産に持って行ったんだった(奇跡)。
組んでからというもの、一貫性のあるアーティストのブランディングをと注力してくれる川Pのことを、持ち前のしっちゃかめっちゃかさで困らせてばかりいたように思います。よくコンビ解消されなかったなぁと、その懐の深さには手を合わせるばかり。
今回、 川Pが小粥について記事にしてくれましたので、ご紹介いたします。彼らしく、客観的で鋭い視点の問題提起。これからどうやって、世界に発信してゆきましょうか。アーティストをプロデュースするということ。
ぜひお読みいただきたいです。
https://katsumikawashima.squarespace.com/blog-1/2019/1/29
《川Pのホームページ 》
https://katsumikawashima.squarespace.com/
《Flops&Linesに寄稿された川Pのエッセイ》