摩利支天尊 by co cayu

大きめのキャンバスに描くのにハマっているのですが(F20〜50号程度)、自分もろともキャンバスに溶けるほど没頭したその先に待つ神仏との時間は、恍惚そのものといえます。

制作中には寝ても覚めても絵のことが気になり、朝から夕方までバイトして、帰ったらすぐお風呂に入って夜ごはんを作って食べて、コーヒー淹れたらキャンバスに向かう、この生活ができることをとてもありがたく思います。本当は一日中キャンバスに向かっていたいけども、それはもっとわたしが磨かれてから与えられる環境だと思うから、その日を楽しみに。

さてこのたび、白き亥に乗り大疾走にてキャンバスに出てこられた摩利支天尊です。

仏法広まれ by co cayu

欲しいものがなんでも手に入り、検索すれば簡単に答えを得られる時代になっても、なぜ生まれてきたのか、死んだらどこへ行くのかということは見て見ぬふりをしたままに生きるのが人間だと言われます。その生死の問題の解決をするのが仏法である、ということに出会えたならば、すでにあなたが仏さまの救いのお目当てになっているといえるはずです。仏法が書かれた本を読むでもいいのですが、やはりご法話をお聴きになる機会をお持ちになってほしい。これは、仏さまがお坊さんのお声となっているからです。最初はわけがわからなくとも、ご法話を繰り返し味わううちに、ふいに刺さって抜けない矢に出会います。その矢に塗られた仏さまの智慧と慈悲が、あなたの全身に回ったことの証明として、大きないのちの安心が与えられるのだと思います。

わたしは僧侶でも仏さまでもありませんが、生きとし生けるもののいのちすべてを肯定し、また生きる力を与えてくれるような絵を描いていかなければ、と思います。この世に必要のないいのちなどないのです。「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」。

※おすすめとして、浄土真宗僧侶であり哲学者であった大峯顯(おおみね あきら)先生のご法話があります。浄土真宗系の内容となりますが、これほど力強い救いのお言葉はありません。https://youtu.be/Ex2NGgQha34?si=pnV4B6aYfMrxfFI1

お大師さまのしわざ by co cayu

大分駅にいます!朝からずっといます。台風6号の影響もあって、まず自宅から大分空港まで線状降水帯と共に歩きました。ですので空港に着いた時点でずぶ濡れ。この流れ、今年3回目です。そこからの空港バスもまぁ揺れる揺れる。大分駅に着いたら着いたで、今朝まで「特急にちりん 減便にて運行」となっていたのが「特急にちりん 終日運休」となっていました。ちーん。それでもどうにか宮崎まで帰れないかと、特急電車と高速バスの合わせ技で博多を経由するルート、熊本を経由するルートを練りましたがこれもだめ。時期的にまず予約が取れない。特急でとりあえず博多に出たとして、新幹線自由席にうまくねじ込めても新八代から宮崎までのバスに空きがない。大分〜臼杵〜佐伯〜延岡をなんとか路線バスで繋ごうと思っても途中25㎞ぐらい歩く羽目になる。大分〜宮崎間でレンタカー乗り捨てしようとも思ったけど、200Km越える運転には自信ない。というかレンタカーも空きがない。詰んだ。諦め悪いわたしでもさすがに「明日出直すか」となって丸亀製麺でごぼ天うどんを食べるなどしていました。が、なんだか国東半島に戻るイメージがどーーーしても湧かない。いっそ大分市内で一泊でもするか?と思っているところに姉から電話。「大変やなー!もしかしたらA(宮崎市内に住む幼なじみ)が迎えきてくれるんじゃない?笑」「いやぁ、さすがにお盆前やしAも仕事だと思うわ。。」とゴニョゴニョ。また連絡するねと電話を切って、大分駅構内のベンチに腰掛けたときにまさかAから数ヶ月ぶりの着信。え!ストーリー見てくれたんかな…と出ると「あ、元気?遍路について教えてほしいんだけどさぁ」とのこと。ギャーッ!遍路ー!!これはお大師さまのしわざに違いない。。思わず「おい、まんまと連絡してきたな!」と言わずにはいられませんでした。逃すかーっ!「え?いま何してるの?」「いま、大分駅で詰んでるんよ!さっき姉とAの話してたとこ!かくかくしかじかでなぁ…大分まで迎えに来てみる?」「!?」「遍路の相談も乗るからさああ!」「…マジでまんまと連絡してしまったわ…」

というわけで夜に迎えに来てくれることになりました。せめて佐伯までは路線バスで移動しておこうと思います。大分駅で途方に暮れるわたしに、お大師さまがAに「今すぐ小粥にお遍路のことを聞くのだ」って仕向けてくれたにちがいないんだ。ありがとうございます〜南無大師遍照金剛!

◻︎ by co cayu

熱風を窓越しにやり過ごしながら、如意輪観音さまを描きました。自分で描いたのに、勤行中にもついつい見とれます。

夏らしいことも特にせずですが、8月に入ってから地蔵経をよく上げています。お地蔵さまの偉大さとパワフルさがもっと知られてもいいのにと思いながらありがたく読誦申しております。お盆は地元に帰省して、ご先祖さまを阿弥陀経責めにしてきます。

【如意輪観音】アクリル,F30号 販売可。