世界には様々なおやじがいる。
ネパールのダイ(おやじ)たちは基本的に穏やかなので、街でギャンギャン言ってるダイがいたらまあまあの確率でインド人である。(小粥調べ)
今日のランチタイムに、ディパック先生と ローカルな食堂でダルバートを食べていたときのこと。
突然、大声で喚くひとりのダイが乱入してきた。「●$☆〒%*&◇!」 のんびり食事をしていた客も呆気にとられてしまい、すぐに店主が宥めたが、ダイは強い口調で何かを言い続けている。
恐らくネパール語なのだろうけど、わたしにはそれがふとある日本語に聞こえたのだ。
「愛が足りない」
愛が足りないダイ (写真右)
知るか!
そんな不満をお昼時に撒き散らかすなよ、この愛されたがりめ… と心の中でツッコミを入れた。愛に飢えた彼の登場によって、食堂の空気が変な感じになったのは言うまでもない。
答え合わせと思って、教室に戻ってからディパック先生に「さっきのダイ、何を騒いでたの?」と聞くと、
「俺はインド政府で働いているんだからダルバート安く提供しろ、ってさ」と教えてくれた。なんじゃあのおやじ…足りないのは愛じゃなくて謙虚さじゃんか。
謙虚さが足りないダイ
さぁ、明日も制作頑張ります。