挨拶回り / by co cayu

雨の中、ワンカップを持参して氏神様にご挨拶へ。別府のときは秋葉神社と稲荷神社がすぐそばにあったのだけど、今回は『金刀比羅宮』だった。金刀比羅さんは近年だと海上交通守護の神様として信仰されていて、祭神は大物主命(つまり出雲大社の大国主命と同じ)である。小さなお社は最近建て替えられたようで、落成式の時に散らしたであろう紙吹雪が床に張り付いたままだった。

さらに、近くに役小角像があることを教えてもらっていたのでそのまま向かうことにする。役小角(えんのおづぬ)とは飛鳥時代に実在した行者/呪術者で、修験道の開祖である。各地で修行をしたという伝説が残っているが、この像の場所は『役小角がここで護摩を焚いて修業し、文殊山、英彦山石槌山に入る足場としたという伝説による』と国東市のホームページに書いてあった。それでだろう、わたしが住むあたり昔は行者原(ぎょうじゃはる)と呼ばれていたらしい。もうめちゃめちゃそういう場所じゃん。国東半島移住にあたって、この地域に住むことを許されたのがなんだか分かる気がする、というかここだから許可が下りたのかしらと思うほど。新しい修行がたくさん始まるのかな〜なんかもう始まってる気はしてるぜ〜かかってきなさい(投げキッス)