1.4 / by co cayu

氏神様へは毎日お参りするのですが、三が日は大大大行列でえらいこっちゃでした。時間帯もありますが、2日はあまりの参拝客におののき、本殿へは遥拝にて済ませることにして、摂社ひとつひとつにご挨拶して退散したのでした。

この八幡宮さま、摂社には竈神さん、お稲荷さん、えべっさんらがご鎮座するのですが、みなさんスルーなさいます。全く視界に入ってないのかもしれません。出店わんさかあるし仕方ないかなぁ、とそんなふうに色々思うところありながら帰宅したあと、映画「すずめの戸締り」を観たらボロボロ泣けました。

その土地を守るものたちが一番こわいのは「忘れ去られること」だと言います。神様と人間は相互関係によって成り立ち、敬い拝まれることでご神威を増され、わたしたちを助け守ってくださいます。立派でも小さくてもお社はお社。足を運んでもらえることを喜んでくださる神様に、やはり不敬があってはならないとも思います。

「広き厚き御恵をかたじけなみまつり」

「世のため人のために尽さしめたまえとかしこみかしこみもうす」

この言葉を忘れずに。