時代の寵児 / by co cayu

 気になるグラフィティアーティストがいる。

モノクロの美女のほら、というと「ああ」と分かるしれない。雑誌で、ビルの壁で、無造作に貼られたステッカーで、彼女たちに出会ったことがあるのではないだろうか。

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福岡出身のKYNE(キネ)というアーティスト。(画像はInstagramより拝借)

描かれるのは、「高嶺の花」というより「俺の彼女」っぽい女の子たちだなぁと思う。その眼差しにはリアリティがあって思わずキュンとする。ひと言でいえば、すごくこの時代にマッチしているなぁと思う。うーん、Tシャツほしい。

 

 わたしは基本的に同世代のアーティストにはほとんど関心を持たないほう。作風が好きとか嫌いとか、活躍してて羨ましいとか、絶対負けたくないとか、一切思わない。だから今回ご紹介したKYNEさんが与えてくれる、このズキュン という感覚を心底大切にしたい。その他にも写真家の吉田亮人 さんとか、うちの川嶋P の書くコラムとか、感性がいちいちツボなんだよなぁ。自分も誰かのハートを撃ち抜きたい、わたしはわたしの表現で。

 

さて、不動明王描くか。ハート撃ち抜くというか、縮み上がらせてしまいそうだけど。

 

 

南無 

 

・KYNEさんのHP

http://kyne.jp/profile/