朔日 / by co cayu

 気まぐれで、普段は行かない朔日参りに出掛けた。都合八キロメートルほど歩いたと思われる。かねてよりご縁のある(と思っている)猿田彦命と天宇受売命にご挨拶しようと思い、早良区へ。目掛けて行った 猿田彦神社は、整然とした小さな神社であった。地下鉄の出口を出て直ぐの、ビルの隙間にある。

お詣りしたあと、すぐに道を訊かれた。さすが、猿田彦(道案内の神様)。

 帰りがけ、八百屋に文旦が並べてあった。文旦は大好き。 八朔はわたしにはちと酸っぱい、そうそう晩白柚も好きだなぁ。重たくて、実が固くて。

FullSizeRender.jpg

神社に詣でて、背筋が伸びた。よし二月も頑張ろう。

ううむ、仏教徒の朔日参り。大らかと言われるかもしれないが、わたしは総じて神仏が 好きなのである。天孫降臨伝説のある山を眺めながら生まれ育ち、理想のタイプはずっと弘法大師、生まれながらに身近な教えは阿弥陀信仰だ。人のために曼荼羅を描いて、年に一度は自分のためにチベット仏画に向き合っている。

それぞれからグッドインスピレーションをもらい、生きている。何卒、ご容赦願いたい。

 

 

合掌