白目剥いて新幹線に乗っている。ねむたい。岡山からは青春18切符を使って鳥取へ向かおうと決めた。まったり行こう。
谷崎潤一郎の『春琴抄』を読んで、ドキリとする。時折、春琴の極端さが自分と重なるのである。谷崎を読んだのはこれが初めて。
昔は有名になりたいとか(情熱大陸に出たいとか)そういうことを思っていたけど、今は思わなくなった。ねむたい。とにかくねむたいし、作品を見てもらえればそれでいい。それに、生きていくのにお金は最低限でいい。年々、欲求はシンプルになっていく。荷物もどんどん少なくなる。
春です。こちら、準備万端です。