掌上の空論 / by co cayu

2本早い電車に乗っている。春だから。

 

 尋常性白斑の治療をあれこれ探してみたけど、紫外線照射するのはやめた。もう 何もしないでおこうと思っている。せめて、蝦夷に住むかの民族の刺青のように、カッコいい形で色が抜けてくれたら嬉しい。

かつては左目の下に大きな母斑(アザに見える)があったのを、3年近くレーザーを当てて消した。だから、よりによってまた顔に、とも思うけど。

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 なんでも思い通りにならないから面白い。仕事も恋愛も、遊ぶことすら。 お釈迦様の、掌の上で転がされているかのように。 

そして、絶望で完結する出来事などあり得ないと知っている。この世界の陰と陽を、味わい尽くすような気持ちでいよう。それってなかなかよい人生である。

 

 

 

南無