このところ婚活に励んでいた女友達が、めでたく婚約に至ったとの報告を受けた。本当におめでとう。彼女はわたしと同い年、聡明で気が利くしっかり者なので、とても素敵な奥さんになると思う。
2人でカフェに集合しては、あれやこれやと作戦会議をしたのがもはや懐かしい。「顔近づけてチューすればいいじゃん」「あり合わせのものしかないけど、とか言いつつ下ごしらえしといた2000点満点の手料理振る舞えばいいよ」というわたしの滅茶苦茶なアドバイスに「え?!そんなの絶対無理なんだけど…」と仰け反ってたっけ。うん、試さなくて良かったね!
彼女が立証してくれました、もうね、待ってても「王子様はやってこない」んですね、この歳になると。自分から王子様探しに行かないと。わたしたちだってボロボロになりながらもね、罠のかけ方ぐらい学んできましたから。
ちなみに件の彼女は、「罠にかかった男性を手間暇かけて自分の王子様に育てた」という印象。いやいや、お見事でした。
わたしだったら、油断して寝ているところを早朝バズーカで起こしても笑って許してくれるような人がパートナーだったらいいなと思うんですが、
こういうこと書くとね、立候補してくれるのは大概「元彼」か「既婚者」なんですね。おかしいですね、時空が歪んでるのかな?
そんな輩はですね、とっ捕まえて補陀落渡海させますので覚悟してください。
夏ですなぁ。
みなさんがよきご縁に恵まれますように◎
※補陀落渡海(ふだらくとかい)…中世の日本で行われた捨身行。観音菩薩の住まうとされる南方浄土・補陀落を目指して船に乗せられ、身体に重しを付け太平洋に放たれる。