しょうじんけっさい【精進潔斎】
一定の期間を限って,行動や飲食をつつしみ,身心を清らかに保つこと。魚類,肉類を用いず菜食のみ、さらに香辛の野菜をもさけ、品行とくに色をつつしむ。神事・仏事の準備としておこなう。
精神構造が行者なので、願望成就のため「願いが叶うまで人に言わない。その間、己に行を課す」ことを思い立ち、精進潔斎なるものを実践したところ、たったの7日間ですが自分にとって非常に学び多き時間となりました。上記にある通り、食事に関してはいわゆる完全菜食主義。日常的に食べていたヨーグルト、卵、チーズもNGで、お味噌汁作るにも昆布や椎茸の出汁を使わねばなりません。これは大丈夫だろう、と選んでも裏の成分表示を見ると大体《乳成分含む》《全卵粉》《動物由来》などと書かれていて、スーパーマーケットで日々途方に暮れます。野菜ふりかけにしたって、《鰹由来》などと書かれている始末。何を食べていたかというと、果物や野菜、あとはとにかく大豆製品頼みになり、甘いものが欲しければ和菓子になりました。バランスのいい食事を追求すると難易度が増し、外食に至っては「マジ無理」という結論に達しました。コーヒーなどの嗜好品も避けていたので、喫茶店ではホットレモンをオーダーするなど。
そうして自分なりに身を清めて挑んだ昨日、3つの願いが叶いました。そのうちのひとつが成就した証に、歓喜というより呆然と印鑑を押しました。もうひっくり返らないで。さあ荷造りだ。