お大師さまのしわざ / by co cayu

大分駅にいます!朝からずっといます。台風6号の影響もあって、まず自宅から大分空港まで線状降水帯と共に歩きました。ですので空港に着いた時点でずぶ濡れ。この流れ、今年3回目です。そこからの空港バスもまぁ揺れる揺れる。大分駅に着いたら着いたで、今朝まで「特急にちりん 減便にて運行」となっていたのが「特急にちりん 終日運休」となっていました。ちーん。それでもどうにか宮崎まで帰れないかと、特急電車と高速バスの合わせ技で博多を経由するルート、熊本を経由するルートを練りましたがこれもだめ。時期的にまず予約が取れない。特急でとりあえず博多に出たとして、新幹線自由席にうまくねじ込めても新八代から宮崎までのバスに空きがない。大分〜臼杵〜佐伯〜延岡をなんとか路線バスで繋ごうと思っても途中25㎞ぐらい歩く羽目になる。大分〜宮崎間でレンタカー乗り捨てしようとも思ったけど、200Km越える運転には自信ない。というかレンタカーも空きがない。詰んだ。諦め悪いわたしでもさすがに「明日出直すか」となって丸亀製麺でごぼ天うどんを食べるなどしていました。が、なんだか国東半島に戻るイメージがどーーーしても湧かない。いっそ大分市内で一泊でもするか?と思っているところに姉から電話。「大変やなー!もしかしたらA(宮崎市内に住む幼なじみ)が迎えきてくれるんじゃない?笑」「いやぁ、さすがにお盆前やしAも仕事だと思うわ。。」とゴニョゴニョ。また連絡するねと電話を切って、大分駅構内のベンチに腰掛けたときにまさかAから数ヶ月ぶりの着信。え!ストーリー見てくれたんかな…と出ると「あ、元気?遍路について教えてほしいんだけどさぁ」とのこと。ギャーッ!遍路ー!!これはお大師さまのしわざに違いない。。思わず「おい、まんまと連絡してきたな!」と言わずにはいられませんでした。逃すかーっ!「え?いま何してるの?」「いま、大分駅で詰んでるんよ!さっき姉とAの話してたとこ!かくかくしかじかでなぁ…大分まで迎えに来てみる?」「!?」「遍路の相談も乗るからさああ!」「…マジでまんまと連絡してしまったわ…」

というわけで夜に迎えに来てくれることになりました。せめて佐伯までは路線バスで移動しておこうと思います。大分駅で途方に暮れるわたしに、お大師さまがAに「今すぐ小粥にお遍路のことを聞くのだ」って仕向けてくれたにちがいないんだ。ありがとうございます〜南無大師遍照金剛!