仏ism / by co cayu

はい最高。

何が、ってまだご覧になられていないかもしれませんが、本日、椎名林檎のMV「鶏と蛇と豚」が公開されまして、それがその、如何に最高かってところです。ここはひとつ、小生が拙い言葉でお伝えしたい。

 

まずこの曲は般若心経で始まります。

そもそものところ、曲のタイトル「鶏と蛇と豚」というのは仏教における 三毒のこと。この獣たちは、仏教において最も克服すべき三つの煩悩『貪・瞋・癡』を表していて、人間の諸悪・苦しみの根源とされています。

 

ちなみにわたしが4年前に制作したチベット仏画の【Wheel of life】の中心をご覧ください。三毒が描かれています。

 いわゆる六道輪廻を表しています。さて、こちらの一点ものの仏画、販売しております。ご希望の方はご連絡ください。8諭吉です(便乗) 

 いわゆる六道輪廻を表しています。

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そして、このMVに登場する世界的ダンサーのAYA。(かつてはayabambiという女性ユニットであり婚約していたが現在は解消したもよう)

なんと彼女、三毒を一人三役してます。痺れました、いや泣きました。絶対この人でないと無理だろうって思いました、もしかするとこの人自身が三毒を経て生まれ変わったんだと思います。

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でね、椎名林檎ファンでもあるのでもちろんミーハー的にMVについてキャーキャー言っているのもありますけど、一番はですね、わたしやっぱり仏教は世界を救うと思っているんです。確信を持っています。他の宗教がどうとか言っているのではありません。ですが、仏教はこの世の光、生きるための智慧そのものです。少なくとも仏教がなくては、わたしはただの破壊でした。

 

何より、現代の音楽や芸術が、仏教を時代に合った形で表現していくことがわたしは単純に嬉しく思います。まだまだわたしも学び足りず、もどかしいのです。ぐうう。

生きているうちにどれだけの経験ができるか。そして学べるか。煩悩に我が身を乗っ取られるのも悪くはないが、今生何のために転生したのかと想像するなら。

 

さあ楽しみ。

 

 羯諦!羯諦!