年末の忙しなさを前に見事「令和最大のいやいや病」を発症してしまいました。こういう時、わたくしはひとり山に潜ります。静まり返った山の中、キリリとした冷気で正気に戻る、みたいな時間をものすごく大切にしています。この世に自分しかいない、みたいな時間に大いに救われるのですが、これは「精神的シャットダウン」。再起動ウィンウィン。
今回潜った山は、杵築市の津波戸山。八十八ヶ所霊場巡りコースになっているので、お大師様に手を合わながら登ります。【津波戸山は、国東半島の南西に位置した凹凸の激しい地形をした耶馬溪式の山。奇石怪石があり、低山にしては鎖場などがとても多く登りがいがある】(ウェブサイトより)
何箇所かよじ登らねばならない場所があり、浮き石も多く、鎖の連続なのでなかなか集中力が必要な山でした。往復2時間10分、スタコラサッサと登りました。
わたくしの2021年を表す漢字は「祈」、色んな祈りがありました。あちら側とこちら側。不思議なこともたくさんありました。血液ガンの寛解から丸2年経ちましたがまだ生かされています。「まだ生かされてる」という感覚のまま、なんだかんだ長生きしたりするんだろうか、などと思います。毎日「仏説阿弥陀経」をあげて、ようやくスラスラと読めるようになりました。小さな成長を嬉しく思います。
今日もわたくしが生きているのは、みなさんのおかげです。いつもありがとうございます。2022年もよろしくどうぞ。